ご縁
ラジオ深夜便でS様の名前を聞いた。
ゲスト出演で様々な人との交流を本にしたらしい。
S様のご自宅を新築してから25年過ぎていた。
建蔽率が厳しく違反建築を容認、大失敗をした。
その時、S様の地元知人を介して問題解決した事がありました。
苦い経験だった。
数年が過ぎて、S様の奥様から電話をいただいた。
「年齢や、何かあった時を考えると、改築するなら今しかない」
ご主人にはアトリエをつくり、介護を意識した住まいをとの要望です。
80号を描いて保管搬出でき、自然光・風で冬暖かく住居とは
分離したアトリエを地下に設計しました。
完成後の個展では大作が多数展示され、レセプションも盛大でした。
その会場でS様の地元知人に30年ぶりに又お会いした。
ご当地ソングで「〇〇の人」などを沢山作詞されていた方です。
S様は、故郷を出るとき、ご友人と夢について誓ったそうです。
ご友人は真直ぐに夢をかなえた俳優小〇〇樹さんで、S様は
週刊紙や月刊紙の編集などに長い間関係された後、
少し遅れて夢を実現されました。